盛況のうちに終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
明治42(1909)年、県立図書館として初めて創立された奈良県立戦捷紀年図書館。本年は、その創立から100周年を迎えます。その間、奈良県立図書館となり、また、奈良県立奈良図書館と奈良県立橿原図書館との2館体制を経て、平成17(2005)年、2館を統合し、新たに奈良県立図書情報館として新たな歩みを始めています。奈良県立図書情報館は、その構想の段階から、「総合情報センター」という仮称が付され、情報化社会の進展を踏まえ、これまでの図書館にはない、新たな情報発信拠点を目指す施設として構想されました。従来からもつ図書館の資料・情報をさらに充実させ、新たな発信機能を融合させるという新たな拠点づくりを目指しています。
本イベントは、創立100年を機に、奈良県の情報発信拠点として、奈良を考え、図書館の新たな有り様を探るフォーラム及び講演を開催し、新たな可能性について参加者とゲストが語り合い、深める場です。奈良のもつ可能性や潜在力を、外から見る視点で行う記念フォーラム、現代社会の諸相をふまえ、図書情報館、また広く図書館の可能性についての記念講演、さらに地元でさまざまな活動を展開する方々に、「奈良はここ見てくれ」、「ここでこうして遊ぶ」からその背後、つまり奈良の人びとの気質やノリ、ファッション的なことまで、観光ガイドにはない歩き方を聞く記念トークセッションを開催します。

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- 主催
- 奈良県立図書情報館
- 日時
- 平成21年11月21日(土)・22日(日)・23日(月・祝) 13:30~16:30 (開場:12:00)
- 会場
- 1階 交流ホール
- 参加者数
- 約200名
- 参加費
- 無料
- プログラム
-
- 11月21日(土)
- 記念フォーラム「街場としての奈良を考える」
ゲスト:江 弘毅(㈱140B取締役編集責任者)、辻 大介(大阪大学大学院 人間科学研究科 准教授)、久保田説子(クボタ・ライティングオフィス代表)
ファシリテーター:山納 洋(大阪21世紀協会チーフプロデューサー)
- 11月22日(日)
- 記念講演会 「現代社会における表現と図書館」
講師:内田 樹(神戸女学院大学教授)
- 11月23日(月・祝)
- 記念トークセッション 「街的な奈良の歩き方」
千田稔(奈良県立図書情報館館長)
ゲスト:乾 昌弘(㈱明新社代表取締役社長)、宇多滋樹(古書店ちちろ店主)、朝廣佳子(㈱読売奈良ライフ代表取締役・編集長)、魚谷和良(㈱魚万専務取締役)、藤丸正明(㈱地域活性局代表取締役)
聞き手:江 弘毅(㈱140B取締役編集責任者)
- 問合せ先
- 〒630-8135 奈良市大安寺西1丁目1000番地
奈良県立図書情報館100周年記念事業 担当
TEL 0742-34-2111
FAX 0742-34-2777