図書展示 「追悼 小松左京 日本SFのパイオニア (1931~2011)」 平成23年7月30日(土) ~ 8月14日(日) [終了]
7月26日、作家の小松左京氏が肺炎のため亡くなりました。氏は昭和6年大阪生まれ。昭和36年には、自らの終戦体験を反映させ本土決戦に突入した世界を描いた「地には平和を」でデビュー。以後数々の小説で、日本にSF(サイエンス・フィクション)を根づかせる大きな役割を果たしました。
また、その博覧強記さとバイタリティとで、大阪万博のプロデューサーを務め、映画制作の指揮を執るなど、作家の枠にとどまらない幅広い分野でも活躍しています。
本展示では、氏の代表作を中心とする小説、論考・批評に加えて、各界の第一人者との座談、さらにはゆかりの人たちの著作を取り上げることによって、その足跡の一端を紹介します。
- 開催期間
- 平成23年7月30日(土) ~ 8月14日(日)
- 展示場所
- 3階レファレンスカウンター 横 書架
- 展示図書
- 『日本沈没』等氏の著作をはじめ、筒井康隆『時をかける少女』等ゆかりの人たちの著作など79冊。