企画展示 「大和のくすり資料展-産業が生んだ芸術『引き札』 ~大和売薬発祥の地 御所市今住(いまずみ)より」展 平成23年8月27日(土)~9月4日(日) [終了]
奈良県立図書情報館では、「大和のくすり資料展-産業が生んだ芸術『引き札』~大和売薬発祥の地 御所市今住より」を開催します。
薬の配置販売は「売薬」あるいは「置き薬」という名称で親しまれ、江戸期以来、奈良の伝統的な地場産業として発達してきました。御所市今住は“大和売薬発祥の地”とされており、古い歴史を持つ配置薬のメーカーが今もあります。今回の企画展では、三光丸クスリ資料館だけでなく、今住の同業他社の協力を得て、売薬に関わる貴重な資料を拝借し、日本の文化ともいうべき“置き薬”にまつわる資料の数々を展示します。また、奈良芸術短期大学と三光丸本店との産学連携事業として、配置薬行商のおみやげとして提供し、人気を博した「引き札」(広告宣伝ビラ)のデザインを、現代に生きる若者たちの感性によって新たに制作してもらい、昔の引き札と対比させるとともに来場者の人気投票で優秀作品を決定する「三光丸現代版引き札コンテスト」パネル展をあわせて開催します。
- 主催
- 三光丸クスリ資料館
- 共催
- 奈良県立図書情報館
- 協力
- 奈良芸術短期大学、丸太中嶋製薬株式会社、株式会社きぬや本舗、株式会社大毎代理部薬品部、株式会社三光丸本店
- 会場
- 2階 メインエントランス
- 開催期間
- 平成23年8月27日(土)~9月4日(日)
- 展示内容
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・パネル 15点
- 奈良の配置薬の歴史
- 産学連携事業の趣旨 ・現物展示品 約40点
- 昔の製薬道具、廻商道具
- 江戸、明治期の引き札
- 昔の販促品 ・現代版引き札、提案販促品など 23点
- 奈良芸術短期大学学生製作の現代版引き札 16点
- 学生提案の販促品 7点