企画展示 吉野材を使った木造建築が図書情報館に出現!!「奈良・ふるさとへの想い=フリーペーパー『やまとびと』から=展」 8月4日(火)~16日(日) [終了]
奈良県立図書情報館では、フリーペーパー『やまとびと』との共催で、奈良県の良さにこだわる特別企画として、吉野材を使って住まう、暮らす、をPRする木造建築物(2.4m×2.4m)をエントランスホールに作り、吉野材の良さ、そして木の家の良さを体感してもらいます。
さらに、終戦記念日を迎えるこの時期、昨年度大変好評で、今年も展示してほしいとの声を寄せられていた、桜井市在住の西田敦さん撮影の“奈良の戦災の記憶写真”展示を、併せて行います。
また、昔からの風景を保存する運動の先駆者「藤森茂男」氏の小樽運河の風景画を展示し、“まちづくり”と、“まちを保存する”ことを考え続けた藤森茂男氏の生き方を紹介します。
- 主催
- 奈良県立図書情報館、やまとびと編集部
- 会場
- 2階メインエントランスホール
- 期間
- 平成21年8月4日(火)~8月16日(日)
- 展示内容
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フリーペーパー「やまとびと」の歩み パネル
創刊趣旨からこれまでの活動を紹介 -
奈良 戦災の記憶写真展
H20年出版「大和から もうひとつ つたえたいこと」 カメラマン西田敦 写真展 -
藤森成男絵画展
H21出版「デジナーレ-ふるさと小樽を愛したデザイナー藤森茂男-」絵画展 -
ひとときネットパネル展
吉野材を使った木造建築の紹介を通して、自然素材の良さと快適に暮らすことへの提案
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フリーペーパー「やまとびと」の歩み パネル
※会場では、写真集「大和から もうひとつ つたえたいこと -奈良・戦災の記憶-」、画集「デジナーレ-ふるさと小樽を愛したデザイナー藤森茂男-」を販売します。
藤森茂男
小樽市出身。多摩美大を卒業後、小樽に戻り家業の看板店を継ぐ。仕事の傍ら、まちづくりに取り組み、「おたる潮まつり」を実現させたことでも知られる。道路建設に伴う運河埋め立て計画に際しては、真っ先に全面保存を訴えた。1973年に市民有志で組織する「小樽運河を守る会」の初代事務局長として運動をリードするが、76年、家業を立て直すため活動の一線から退いた。翌年、脳血栓で倒れてからは、マヒが残った右手にひもで絵筆をくくり付けながらも、運河を描き続け、87年1月、49歳で亡くなった。