平城遷都1300年 奈良・読書の旅 [第5回] 平成22年11月6日(土) [終了]
終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
図書情報館では、2006年より、奈良にまつわる作品を著者と語る「平城遷都1300年 奈良・読書の旅」を開催しています。作家と読者をつなぎ、奈良を舞台にした作品をより深く味わおうという企画です。 最終回、第5回は、作家の帚木 蓬生(ははきぎ ほうせい)さんを迎え、帚木さんの小説『国銅』をめぐってのトークセッションです。
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![奈良・読書の旅 [第5回]、様子](https://blog-imgs-42-origin.fc2.com/e/v/e/eventinformation/koen_nara_reading_20101106a.jpg)
![奈良・読書の旅 [第5回]、様子b](https://blog-imgs-42-origin.fc2.com/e/v/e/eventinformation/koen_nara_reading_20101106b.jpg)
![奈良・読書の旅 [第5回]、様子c](https://blog-imgs-42-origin.fc2.com/e/v/e/eventinformation/koen_nara_reading_20101106c.jpg)
![奈良・読書の旅 [第5回]、様子d](https://blog-imgs-42-origin.fc2.com/e/v/e/eventinformation/koen_nara_reading_20101106d.jpg)
- 日時
- 平成22年11月6日(土) 14:30~16:30 (開場 13:30)
- 会場
- 1階 交流ホール
- 主催
- 読売新聞大阪本社、奈良県立図書情報館
- 講師
- 帚木蓬生 (作家)
- 聞き手
- 浪川知子(読売新聞大阪本社文化部記者)
- 作品
- 『国銅』
- 参加者数
- 定員300名
- 申込み
- 往復はがき、FAX、メール、当館Webページ申込みフォームまたは来館で。
①「奈良・読書の旅申込み」②郵便番号、住所 ③お名前(ふりがな)④年齢 ⑤電話番号(FAXでの申込みの場合は必ず送信元のFAX番号を記入してください。)
をご記入の上、下記までお申し込みください。なお、往復はがきの方は、返信はがきに 返信先の郵便番号、住所、氏名を必ずご記入ください。
申込みは1通につき2名まで。(2名お申込みの場合は、「2名申込み」と明記ください。)
来館による申込みは、2階貸出・返却カウンターで受け付けます。 - 問合せ先
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〒630-8135 奈良市大安寺西1丁目1000番地
奈良県立図書情報館「平城遷都1300年 奈良・読書の旅」係
TEL 0742-34-2111(代表)
FAX 0742-34-2777
申込み専用アドレス koen@library.pref.nara.jp
[帚木 蓬生]
1947年福岡県生まれ。東京大文学部、九州大医学部を経て精神科医になり、現在も福岡県中間市で診療を続ける。79年の小説「白い夏の墓標」が直木賞候補に挙げられて注目を集め、93年「三たびの海峡」で吉川英治文学新人賞、95年「閉鎖病棟」で山本周五郎賞、97年「逃亡」で柴田錬三郎賞、2010年「水神」で新田次郎文学賞を受賞した。「エンブリオ」「インターセックス」などの医療小説、「薔薇窓」「聖灰の暗号」のサスペンスなど著書多数。ヒューマニズムに貫かれた骨太の作品を書き続けている。
[「国銅」あらすじ]
8世紀、長門周防の奈良登り銅山では、奈良の都に献上する銅を作るため大勢の人足が苦しい仕事に耐えていた。都で大仏を建立する詔が出され、22歳の人足の国人は、14人の仲間と共に大仏鋳造の労役を命じられる。奈良までの長い旅路の間に命を失うもの、造営作業中の事故で亡くなるもの、人足小屋から逃亡するもの……。果てしなく続く作業に取り組む国人を支えたのは、故郷の僧侶に教えられた漢詩と薬草の知識だった。やがて大仏はその巨大な全容を現してゆく。03年に刊行された著者初の歴史小説。