奈良県立図書情報館が編纂した『邪馬台国と纒向遺跡』発刊
「魏志倭人伝を読む 纒向遺跡を掘る」というテーマで2009年12月13日に、奈良県立図書情報館で催された講演会とシンポジウムの内容を中心に編纂し、『邪馬台国と纒向遺跡』を発刊しました。
この本は、2009年12月13日のシンポジウムの内容に黒田龍二氏の論考を加え、邪馬台国の場所と纒向遺跡、纒向遺跡の最新発掘調査の成果、土中から姿を現わした大型建物群の復元、邪馬台国東遷説など、纒向遺跡・邪馬台国・卑弥呼の謎を解く、というテーマで編纂しています。
<目次>
- 邪馬台国と纒向遺跡(上田正昭)
- 纒向遺跡発掘の成果(橋本輝彦)
- 纒向遺跡調査の意義(石野博信)
- 纒向遺跡の大型建物と棟持柱建物(黒田龍二)
- 神武東征と邪馬台国東遷説(千田稔)
- シンポジウム 邪馬台国と纒向遺跡をめぐって
8月10日(水)、全国の書店で発売されています。
[書籍データ]
書名・発売日/『邪馬台国と纏向遺跡』 2011年8月10日(水)発売
編・著/奈良県立図書情報館・上田正昭/石野博信/高橋徹/千田稔/辰巳和弘/黒田龍二/橋本輝彦
発行/学生社
〒123-0864 東京都足立区鹿浜3-27-14
tel.03-3857-3031 fax.03-3857-3037
判型・ページ数/B6判 186ページ
定価/2,310円(本体2,200円+税)